関西電子ビーム株式会社

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材料改質

分子構造の改質により材料性能(強度・耐熱性等)を向上

電子線照射により、高分子材料の架橋、重合、硬化などの処理や無機質材料である
半導体の特質改善を行います

架橋原理イメージ図
架橋の特徴

高分子材料にほぼ均一な分布で架橋ができること、架橋の密度を容易に調整できること、高分子材料の形状にかかわらず架橋できること、高分子材料の純度が保たれていることです。高分子材料は架橋によって、高温での流動性が失われるので、耐熱性が向上することになります。高分子材料を成型した後に室温で架橋ができることがメリットです。

硬化の特徴

無溶剤の樹脂を硬化でき、室温、短時間で処理できることです。

グラフト重合の特徴

いろいろな形状のポリマーにグラフトでき、幹ポリマーやモノマーの種類・形状を選ばず、大量生産できることです。グラフト鎖に官能基を導入することで、素材の特性を損なうことなく、新しい機能を付与することができます。

材料改質の対象物(例)

半導体の特性改善
半導体ウェハ
半導体ウェハ
プラスチックチューブの耐熱性改善
プラスチックチューブ
プラスチックチューブ
繊維類の高機能化
炭素繊維複合材料
炭素繊維複合材料
用語解説

材料改質の原理(例:プラスチックなどの高分子材料の架橋)

細かく分離している分子に電子線が照射されると分子同士が結合(架橋)し、高性能の材料を製造することができます。電子線照射により、高分子材料の架橋、重合、硬化などの処理や無機質材料である半導体の特質改善を行います。

材料改質イメージ

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