関西電子ビーム株式会社

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滅菌

箱詰や包装した製品にそのまま電子線を照射し、滅菌を行います

箱に納められた滅菌対象物(例)

  • 注射器、カテーテルなど医療機器、点眼薬・洗眼薬容器など医薬品容器
  • ガーゼ、絆創膏など衛生用品、ペットボトル栓、ヨーグルト容器など食品容器
医療機器
医療機器
医療用ガーゼ・綿球
医療用ガーゼ・
綿球
点眼薬キャップ・洗眼薬容器
点眼薬キャップ・
洗眼薬容器
樹脂・アルミキャップ・ノズル
樹脂・アルミキャップ・
ノズル
用語解説

電子線照射イメージ電子線照射とは

電子に高い電圧をかけ、エネルギーを与えて、物質に照射して物質内を通過するときに電子の持つエネルギーが物質に作用する働きを利用しています。電子の発生とエネルギーを高める方法は、原理的にはテレビのブラウン管とほぼ同じで、電子線発生のための放射性物質等は使用しません。
電子線はダンボール箱や包装などを透過するため、箱詰のまま照射して滅菌や材料改質を行うことが可能です。

滅菌原理イメージ滅菌の原理

電子線の照射により、
微生物の遺伝子(DNA)または細胞がダメージを受けることで微生物は死滅します。
DNAがダメージを受けるメカニズムは右図のようになっており、直接作用と間接作用があります。

直接作用:
電子線がDNAに直接作用(電離)して、DNA鎖を切断する作用です。
間接作用:
電子線がDNA近隣の水分子と化学反応し、反応性の高いラジカル(活性ラジカル)を発生させ、DNAを損傷させる作用です。

なお、滅菌とは対象物上に存在する微生物数を一定基準以下に減少させる管理されたプロセスです。

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